松下電器産業は12日、一酸化炭素(CO)中毒事故を引き起こした石油温風機の回収を進めるため、全国のすべての世帯と宿泊施設の計約6000万カ所に、危険性を知らせるはがきを送ることを明らかにした。民間企業が、全世帯を対象に郵便で呼び掛けるのは極めて異例だ。
回収、修理対象の温風機約15万2000台のうち、約4割に当たる約6万2000台の所在が今も分からず、事故再発を防ぐには周知を徹底する必要があると判断した。広報グループは「これでほぼ漏れなく周知できるのではないか」と話している。
はがきは回収対象の機種や危険性を知らせる内容で、2月中旬に全国の各世帯やホテル、旅館などにあて先を特定しないで郵便局員が配達する。
[2006/1/12/14:34]