農水省は12日、大雪と寒波による農林水産関係の被害額が30億円に上ることを明らかにした。
被害の内訳は11日時点で、低温による野菜の枯れや、ミカンなどのかんきつ類の雪焼けなど農作物関係が20億円弱。ビニールハウスや畜舎の倒壊など営農施設関係が10億円程度。このほか漁船転覆や森林被害も出ており、同省は引き続き具体的な被害額の把握を急いでいる。
農水省は被害を受けた農林漁業者への対策として、農林漁業金融公庫と農林中央金庫に対し、資金の円滑な融資や貸し付け資金の返済猶予などを要請している。このほか、各種の制度資金や災害補償制度を活用して支援する方針。
石原葵事務次官は12日の記者会見で「今は雪が残っている段階で分からない被害がある。今後はまだ被害額が増える」との見通しを示した。
[2006/1/12/19:19]