勤務先から現金を着服したとして昨年11月、長崎県警佐世保署に業務上横領容疑で逮捕、起訴された被告が、00年4月に自首した後、4年間事情聴取されず、事実上放置されていたことが27日、分かった。
佐賀市南佐賀、無職徳永くるみ被告(38)で、長崎地裁佐世保支部で26日開かれた初公判で明らかにした。佐世保署の佐々木毅副署長は「聴取をしなかったのは当時の捜査員の判断だと思う。捜査は長期化したが、しかるべき捜査をして立件した」としている。
同署などによると、徳永被告は00年4月、勤務先の金融会社から現金を着服したと自首。同署はその際に事情を聴いたが、以後は04年4月に任意の聴取をするまで連絡もしていなかった。結局、05年11月に逮捕され、約38万円を着服したとして起訴された。
[2006/1/27/14:32]