ギリシャ政府は2日、緊急記者会見を開き、カラマンリス首相を含む閣僚や国防省、外務省職員らが保有する計100台の携帯電話が、2004年から05年までの約9カ月間、何者かに盗聴されていたことを明らかにした。
05年3月、携帯電話会社のボーダフォンが盗聴に気付き政府に通報、ギリシャの司法当局は大掛かりな盗聴事件の可能性があるとみて捜査している。
犯人像は明らかでないが、2日に事件をスクープしたギリシャ紙タネアは「外国の情報機関ではないか」との見方を伝えた。ほかに盗聴されていたのは前首相、前国防相、アテネ市長、政党関係者ら。
盗聴が始まったのは、アテネ五輪直前の04年6月。会見では「五輪警備の機密事項も漏れていたのではないか」などの質問が相次いだ。(共同)
[2006/2/3/09:13]