イランのアハマディネジャド大統領は4日、アガザデ原子力庁長官に対し、国際原子力機関(IAEA)追加議定書に定められた抜き打ち査察などを5日から拒否するよう命じる書簡を送った。国営テレビが伝えた。
4日のIAEA緊急理事会がイラン核問題の国連安全保障理事会付託の決議を採択したことへの対抗措置。核査察の制限はイランの核開発の意図に対する国際社会の懸念を呼び、緊張をさらに高める恐れがある。
大統領は書簡で、決議はイラン国民の権利を侵害しており正当化できないと強調。核拡散防止条約(NPT)上の義務などは順守した上で「核燃料生産の研究開発や基礎的作業を実施しなければならない」とした。(共同)
[2006/2/5/10:17]