ライブドア、株分割直後に46億円稼ぐ
ライブドアグループの証券取引法違反事件で、関連会社のバリュークリックジャパン(現ライブドアマーケティング、東京証券取引所マザーズ市場上場)が本体同様、株式を100分割した際、実施当日とその約1カ月後にライブドアが保有するバリュー社株を売却し、計約46億円を得ていたことが6日、分かった。
前社長堀江貴文容疑者(33)らの逮捕容疑(偽計取引、風説の流布)となったバリュー社の出版社買収と並行して高値のバリュー社株を売り抜け、利益確保を図ったとみられる。東京地検特捜部は堀江容疑者らを追及し、一連の経緯を調べている。
これまでの調べや有価証券の大量保有報告書などによると、バリュー社は04年10月、既にライブドア実質支配下の投資事業組合に買収されていた出版社のマネーライフ社を株式交換で新たに買収すると公表。
同年11月には、バリュー社株の100分割とともに、利益を水増しした決算短信も発表した。
これらの虚偽発表でバリュー社株は高騰。分割の効力が発生した昨年1月20日、株価はやや下落したものの、分割発表時の10倍以上の1株約2万7000円を記録した。
同日、ライブドアはバリュー社株約12万6000株を売却し、34億円余りを得た。この日はバリュー社とマネー社の株式交換も実施された。さらにライブドアは翌月16日、バリュー株21万株を1株約6100円で売り、約12億8000万円を得ていた。
2度にわたるバリュー社株売却とは別に、マネー社の買収では、交換用に発行したバリュー社の新株が投資組合を通じて売却され、うち数億円がライブドア本体に還流したことが分かっている。
[2006/2/6/18:39]
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