東京都杉並区が、中学歴史教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社版を採択したことをめぐり、同区の住民8人が、採択の過程で著しい不正があったとして、区に採択取り消しなどを求め9日、東京地裁に提訴した。
訴状によると、杉並区教育委員会は昨年8月12日、採択を決定。原告らは、社会科教師が同教科書についてマイナス評価とした報告書を、校長が書き換えて提出するなどの不正があったとしている。
また、子供に希望する教育を受けさせる機会を奪われたとして、原告1人当たり1000円の賠償も求めている。
杉並区教育委員会は「教科書採択は法令などに基づき適正に行われた」としている。
[2006/2/9/18:42]