ライブドア傘下の上場2社が離脱決定
ライブドア傘下の上場企業で、インターネットのサーバー運営を手掛けるメディアエクスチェンジ(MEX)と、中古車販売会社、ライブドアオートは9日、それぞれの取締役会で親会社のライブドアからの離脱方針を決定した。
MEXはライブドアに対して、保有するMEX株を減らすよう要請。ライブドアオートは資本関係を解消する手法として経営陣による自社買収(MBO)の活用を選択肢とすると正式発表した。
子会社が親会社からの独立を求めて、資本関係の解消を要求する異例の展開。ライブドアの新経営陣が中核事業と位置付けるネット戦略で重要なMEXの離脱は特に大きな痛手となりそうだ。
MEXは、ライブドアが保有する株の譲渡先はMEXが選定した相手とすることや、実行されていない業務提携については白紙撤回することを申し入れることも決定。記者会見したMEXの吉村伸社長は「ライブドアのグループ企業というだけで業務に支障が出ている」と離脱決定の理由を説明した。
MEXは9日、ライブドアに文書で要請を提出、7〜10日以内の回答を求めた。株の譲渡先については3月末までに決める方針で、ライブドアにはグループ企業と見なされないよう持ち株比率を20%未満にするよう求める方針だ。
一方、ライブドアオートが検討しているMBOは、経営陣が投資ファンドなどから調達した資金で、ライブドアが保有しているライブドアオート株を買い取る内容。既に複数のファンドから資金提供の打診を受けている。MBOが難しい場合には、他企業に直接株を買い取ってもらう方法も検討する。
グループでは、マンション販売のダイナシティがライブドアと資本提携を見直すことで合意。基本ソフト(OS)開発のターボリナックスも「徐々にライブドアの持ち分を減らしていく」方針を示している。通信販売大手のセシールは傘下にとどまる見通しだ。
[2006/2/9/22:09]
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