未公開株の違法販売業者を家宅捜索
証券業登録を受けずに大塚製薬グループの医薬品メーカー「アース製薬」などの未公開株を販売したとして、愛知県警生活経済課と中村署は14日、証券取引法違反(無登録営業)の疑いで、名古屋市中区栄の「ワールドネットインベストメント」(森田敏男代表取締役)本店と、東京都北区と横浜市の支店、東京都中央区の関連会社など10カ所を家宅捜索した。
アース製薬によると、昨年11月に上場した際の公募価格は1株2000円だったが、04年以降、ワールド社は1万数千円前後、別の無登録業者は最高約2万円で販売していたという。
アース製薬に「未公開株を購入し、損害を受けた」などとする相談が投資家から約1300件寄せられた。県警は全国の数十人から数百人がワールド社を通じて購入していたとみて実態を調べる。
ワールド社はホームページで「未公開株で膨大なキャピタルゲインを得た株長者が多く誕生している」と宣伝していた。
調べでは、ワールド社は証券業登録を受けずに電話やダイレクトメールで「必ずもうかる」などと個人投資家を勧誘。昨年9月から11月の間、アース製薬の未公開株を1株約1万3000円で愛知県内の会社役員ら2人に販売した疑い。
未公開株はアース製薬の株主が上場前に譲渡し、何らかのルートでワールド社などの無登録業者にわたったとみられ、県警は入手経路を調べる。
[2006/2/14/14:11]
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