小泉純一郎首相と北朝鮮の金正日総書記の日朝首脳会談を02年に実現させるなど、北朝鮮との外交の窓口役を務めた外務省の田中均・前外務審議官(59)が4月から東大の公共政策大学院で客員教授に就任することが14日、分かった。
任期は2年間で、日本の外交政策を講義する。田中氏は昨年8月に外務省を退職し、財団法人「日本国際交流センター」のシニアフェロー(上席研究員)を務めている。
小泉首相の電撃訪朝当時はアジア大洋州局長だった。金総書記側近と独自のパイプを持つとされ、秘密交渉を重ねて日朝平壌宣言の内容をまとめた。
しかし、拉致被害者家族からは、国交回復を優先し拉致問題に積極的に取り組んでいないと非難されたこともある。
[2006/2/14/14:13]