東京地裁は16日、耐震強度偽装問題でマンション住民が申し立てていたヒューザーの破産手続きの開始を決定した。破産管財人に瀬戸英雄弁護士を選任した。
破産を申し立てていたのはヒューザーが販売したグランドステージ住吉(東京都江東区)、グランドステージ下総中山(千葉県市川市)など千葉、東京、神奈川の3都県にあるマンション9カ所の住民。ヒューザーは少なくとも130億円を損害賠償しなくてはならず、大幅な債務超過だと主張していた。
これに対しヒューザー側は15日の審尋で、住民側が販売用不動産の評価額をゼロとしているのは著しく不当だと反論。「破産原因の存在について確信に至る程度の主張や立証がされていない」と申し立て棄却を求めていた。
[2006/2/16/18:45]