千葉地検は25日までに、後見人として未成年男女の遺産相続の相談に訪れた女性の約3000万円を着服したとして、業務上横領容疑で新宿税務署員近藤忠伸(51)、知人で保険外交員吉田宣子(35)の2容疑者を逮捕した。
調べによると、両容疑者は04年4月23日ごろ、千葉県松戸市の40代の女性から遺産相続の相談を受けた際「一時預からせてくれ」などと言って生命保険金など約5440万円を東京都千代田区の貸金庫に預かるよう装い、約3000万円を着服した疑い。
近藤容疑者は「3000万円は株取引に使った」などと容疑を認めているが、吉田容疑者は「金は預かったが着服していない」と容疑を一部否認しているという。
東京国税局は「公務に対する信頼を著しく損ない誠に遺憾。2度とあってはならないことで、全職員に綱紀の厳正な保持についてさらに指導を図る」としている。
[2006/2/25/15:45]