永田議員「迷惑と心配をおかけした」
「大変ご迷惑と心配をおかけし、おわび申し上げます」。ライブドア送金指示メール問題の渦中の人、永田寿康衆院議員は28日午前、東京都目黒区の病院を退院、詰め掛けた報道陣を前に何度も頭を下げた。
グレーのスーツで姿を見せた永田議員は、数十人の報道陣に圧倒されたのか、まばたきを繰り返し深々と一礼。「過労と脱水症状で体調がすぐれず入院していたが体力、気力が戻ってきた」。テレビカメラに囲まれ、一点を見詰めたまま答えたが、口調に力はなく、国会で舌ぽう鋭くメール問題を追及した勢いはなかった。
「辞職の意向はないのか」など質問が相次いだが「会見で答える」とだけ話し、足早にハイヤーに乗り込んだ。
一方、東京・永田町の民主党本部では、早朝から臨時の懇談会を開いて対応を協議。その後、細野豪志役員室長は殺到する記者団に「メールの真贋(しんがん)は、きちっと誤りを認めてみなさんにおわびする」と説明した。
細野室長は「情報提供者の固有名詞は聞いているが、直接連絡が取れていない」といい、その人物が話を持ってきたかどうか「確認するすべがない」と言い切った。懇談会に向かう際には、堀江貴文容疑者からのメールと確認できないのかとの問いに「はい」とだけ答えた。
鳩山由紀夫幹事長は疲れ切った表情で「方向性はまとまりました」「あとで申し上げますから」と絞り出すような小声だった。
[2006/2/28/14:52]
写真=退院し報道陣の前で話す民主党の永田寿康衆院議員(共同)
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