首都圏を中心に全国で約220店舗の書店を展開する文教堂(川崎市)で、店長をしていた男性(42)が残業代約270万円が不払いになっているとして、同社に支払いを求める訴訟を28日、横浜地裁川崎支部に起こした。
文教堂は「訴状が届いてから検討したい。男性は残業代を支払う必要のない管理監督者だったと認識しており、残業代の未払いは発生していない」としている。
一般企業でも労働基準法上の管理監督者の位置付けがあいまいな例が多く、訴訟では店長が「管理監督者」に当たるのか、そうでないのかが争点になる。
訴状によると、男性は店長だった04年4−11月の間、実際の仕事は接客や本の陳列が大半で、出退勤時間の自由度もなく、労働基準法が定める「経営者と一体的立場の管理監督者」とは言えないとし、この8カ月分の残業代支払いを求めている。
[2006/2/28/23:40]