自民伊藤元長官を元秘書が告発
耐震強度偽装問題に絡み衆院政治倫理審査会の審査を受けた自民党の伊藤公介元国土庁長官(64)の資金管理団体などが、政治団体からの計400万円余りの献金を収支報告書に記載していなかったとして、元秘書が10日、政治資金規正法違反(不記載など)の疑いで伊藤氏に対する告発状を東京地検に提出した。
提出したのは伊藤氏の元私設秘書で、支援者で作る政治団体「西多摩夏冬会」(東京都あきる野市、02年解散)の幹部だった同市の会社役員上田政晴氏(58)。
伊藤氏は2月の政倫審で、この問題についての質問に「自分自身は(献金は)受け取っていない。(02年分以外は)資料がなく、今調査している」と答弁した。
告発状によると、西多摩夏冬会は01年から02年にかけ、伊藤氏の資金管理団体「東京公友会」(東京都町田市)と、同氏が代表を務める「自民党東京都第23選挙区支部」(町田市)に対し、計421万円を献金。しかし東京公友会などは記載せず収支報告書を提出した疑いがあるという。不記載は「伊藤氏の指示だった」としている。
上田氏は、97年−00年にも計1343万円の西多摩夏冬会からの献金不記載があったが、公訴時効にかかるため告発対象から外したとしている。
02年分の計146万円について、伊藤氏側は「事務手続き上の問題で記載漏れがあった」として昨年12月、急きょ修正報告した。
[2006/3/10/18:57]
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