死刑囚79人にアンケート、面会者ゼロ3割
全国の拘置所に収容されている死刑囚の3割近くは1人の面会者もなく、面会者があっても「17年前が最後」というケースもある。日弁連が15日発表した死刑囚に対する初のアンケート結果で、外部から隔絶された実態があらためて浮き彫りになった。
事実上、親族や弁護士らに限定されている死刑囚の面会相手を拡大する「刑事収容施設・被収容者処遇法案」が今国会に提出されているが、日弁連は食事や居室など全般の処遇改善も求め、法務省や衆参法務委員会の委員に送付した。
アンケートは今年1月時点で判明していた全国の死刑囚79人に質問書を送り、58人(男54人、女3人、不明1人)から回答を得た。回答率73%。
それによると、面会相手は通常、弁護士か親族で、死刑確定後に面会者がないのは回答者の26%に当たる15人。面会者があっても、最後の面会が「17年前」「13年前」各1人、「4年7カ月−5年6カ月前」4人、「3年8カ月−4年前」2人−などだった。
これまで慰問演芸会などの所内行事に参加できたのは、わずかに1人。
居室は3−4畳で、40人(69%)は「窓に目隠しがある」とし、25人(43%)は日差しが入らないと回答。運動は週2−3回認められており、「1回1時間」とした福岡拘置所の8人以外は「1回30分」。場所は30人(52%)が土と触れあえない「屋内・屋上」だった。
[2006/3/15/22:19]
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