速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り
ページトップへ
社会タイトル

  体の危機管理
 

【第28回】

危険因子は生活習慣に密着

体の危機管理

動脈硬化1

 動脈の壁が厚くなり、血管のしなやかさが失われるのが動脈硬化。血液の通り道が狭くなって、体の組織や内臓の働きが低下し、いろいろな病気にかかる危険性が増してくる。代表的な病気が、狭心症や心筋梗塞(こうそく)脳梗塞、腎梗塞、網膜出血など。いずれも生活の質(QOL)を著しく落とす可能性の高い病気だ。

 動脈硬化は加齢とともに進む。そうしたことから、「高齢社会では動脈硬化の予防、治療は重要なテーマになっています」と言うのが、お茶の水女子大生活環境研究センターの近藤和雄教授だ。赤ワインのポリフェノール(抗酸化物質の1つ)研究で知られ、動脈硬化予防研究も専門にしている。「動脈硬化を進展させるメカニズムが最近、分かってきました。動脈硬化も予防や治療の対象になってきている、ということです」と近藤教授は指摘する。

 動脈硬化には、比較的太い血管に起こるアテローム(かゆ状)硬化、血管中膜にカルシウムが沈着して石灰化する中膜硬化、脳や腎臓などの細い動脈に起こる最小動脈硬化があるが、いずれも血管壁の内皮細胞が傷つくことがきっかけになる。

 血管壁の内皮細胞を傷つける原因は、実にさまざま。現在、動脈硬化を招く危険因子として (1)高脂血症(2)高血圧(3)喫煙(4)糖尿病(5)肥満(6)高尿酸血症(通風)(7)運動不足(8)ストレス(9)加齢(10)家族歴(遺伝)が挙げられている。これらの危険因子が多ければ多いほど、動脈硬化は加速する。

 「動脈硬化の危険因子は、加齢、遺伝的体質を除けば生活習慣に密着しているものです。生活習慣の見直しが、動脈硬化を予防するポイントになります」と近藤教授。

 生活習慣病は食源病≠ニ呼ばれるほど、食生活との関係は深い。動脈硬化と食生活の問題は次回で。

【ジャーナリスト 小野隆司】

死因と動脈硬化

 日本人の死因順位(00年)は(1)悪性新生物(がん)(2)心疾患(3)脳血管疾患(4)肺炎(5)不慮の事故の順。2位と3位は動脈硬化性疾患と総称され、合わせるとがんとほぼ同数となる。心疾患は治療手段の進歩で死亡数は横ばい状態になっているが、患者数は増えていると推測されている。
前のページへ戻る このページの先頭へ
ニッカン倶楽部広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ