【第37回】
時には感情を表すことも
心身症なりやすさ度
今、都市部では、駅に近い便利なビルの中に、心療内科がどんどん誕生している。それだけニーズがあるということで、それだけストレスによる身体疾患・心身症に悩む人が多いといえる。
この心身症は、やはり「なりやすいタイプ」がある。九段坂病院(東京都千代田区九段南)心療内科の山岡昌之部長がすすめるチェック&チェックを紹介する。もし「なりやすいタイプ」であれば、ストレスをためこまないように生活、性格の改善を。
チェックは13項目。失感情症・失体感症を調べる。あてはまる項目に○印を。
(1)身の回りの出来事に対し無感動な方だと思う。□
(2)自分の気持ちをうまく言葉に言い表せないことが多い。□
(3)生活の中で「○○だったらなあ」と空想することが少ない。□
(4)言葉よりも行動で感情を表すことが多い。□
(5)ある出来事を説明するとき、感情を交えず淡々と話す方だ。□
(6)周囲の人と心を割って話したり、付き合うことが少ない。□
(7)占いや迷信は信じない方だ。□
(8)心理テストを行うときはあまり真剣に行おうとは思わない。□
(9)「うれしい」「悲しい」などの感情をともなう夢を見ない。□
(10)体調が悪くても、仕事を休んだり家事の手を抜こうとはしない。□
(11)忙しいときであっても、人から何かを頼まれると引き受けてしまう。□
(12)待ち合わせは、相手を待たせると悪いので、かなり早くに待ち合わせ場所に着いている。□
(13)仕事中「休憩しようかな?」と思ってももうひと頑張りしてしまう。□
※判定 ○印が4つ以上ついた人は失感情症や失体感症の傾向あり。○印は多ければ多いほど要注意。
「心身症になりやすいタイプと判定された人は、子供のころからまじめで自分を抑えることに慣れています。もっと感情をストレートに出す。ときにはこういうことが大事になるのです」と、山岡部長はアドバイスする。
【ジャーナリスト 松井宏夫】
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