みずほ銀行の元渉外担当行員の男(45)が顧客の預金を不正に流用し、着服した疑いが強まり、警視庁捜査2課は14日、業務上横領の疑いで近く逮捕する方針を固めた。
元行員は99年冬から04年夏までの約4年半にわたり、さいたま市や東京都内の複数の支店で顧客の普通預金を定期預金に振り替えたように装うなどして、80数回計13億4200万円を着服したとみられる。金融機関の横領の被害額では過去最高。
04年7月に顧客から問い合わせがあり、みずほ銀行が内部調査して元行員の不正が発覚。04年9月に元行員を懲戒解雇し、同年11月に警視庁に告訴状を提出した。みずほ銀行によると、内部調査に元行員は不正流用を認め「大半は競馬に使った」などと話していたという。
[2006/1/15/08:41 紙面から]