LD粉飾決算、プロ野球参入のため
ライブドアグループの粉飾決算事件で、同社の前社長堀江貴文容疑者(33)らが04年9月期連結決算で粉飾したとされる約53億円のうち架空の売り上げ約15億8000万円は、プロ野球への参入表明直前の業績予想などで“公約”した「経常利益50億円」の達成が困難になったため、決算直前に計上していたことが24日、東京地検特捜部の調べで分かった。
調べによると、ライブドアは同年3月、携帯電話会社クラサワコミュニケーションズなどを株式交換によって買収した際、自社の新規発行株などを投資事業組合などを通じて売却し、得た金を「売り上げ」に不正計上。うその利益を積み上げたが、37億円余にとどまった。
決算の締め日が迫る中、堀江容疑者や前取締役宮内亮治容疑者(38)は、架空の売り上げで利益を膨らませることを決断。買収手続き中だった消費者金融会社ロイヤル信販など2社との架空取引を計上、04年7〜9月の売り上げを計15億8000万円水増しし「経常利益50億円」の実現に成功した。
[2006/2/25/08:50 紙面から]
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