民主党国対委員長に渡部恒三氏
辞任表明した野田佳彦氏の後任となる民主党の国対委員長に2日、渡部恒三元衆院副議長(73)が内定した。副議長まで務めた大ベテランが、日々の国会対策業務に当たるのは、極めて異例。菅直人元代表ら複数の議員に打診をことごとく断られた前原誠司代表が鳩山由紀夫幹事長に対応を委ね、鳩山氏がくどき落とした。
渡部氏は「前原氏は43歳。息子みたいだね。1年生議員の時から知っているが、まさかお仕えする立場になるとは思わなかった」。事務所に直接打診に来た鳩山氏が「先生が引き受けてくれなければ、私は幹事長を辞める」と話したことで、考えを変えた。「ここで私が受けず鳩山さんも辞めたら、民主党はどうなる。あなたが命を懸けるなら、私も命を懸ける」と話したという。「鳩山さんが私より先に辞めることはない」と述べ、鳩山氏が辞めないことが受諾の条件だったことを明かした。
渡部氏は、自民党で国対委員長、新進党でも国会運営委員長を歴任した「国対のプロ」として知られる。
[2006/3/3/08:29 紙面から]
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