民主党代表選前倒しも渡部氏「ありうる」
民主党の渡部恒三国対委員長(73)は5日、フジテレビ「報道2001」、テレビ朝日「サンデープロジェクト」に相次いで出演し、9月の代表選について「場合によっては通常国会が終わった後、ちょっと前倒しもあり得る」と述べ、「送金指示」メール問題をめぐる混迷を受けて、代表選を通常国会の終わる6月後半以降に前倒しする可能性に言及した。
しかし前原誠司代表(43)は同日、「(9月実施とした)党規約の範囲内で日程を決める方向に変わりはない」と、前倒しを否定。鳩山由紀夫幹事長(59)も「それ(前倒し)はない。代表選は代表選として、しっかり9月に行いたい」と述べ、否定した。ただ前原代表の党運営への不満が党内にはくすぶっており、メール問題をめぐる前原氏の責任論も絡んで、代表選の実施時期をめぐる党内の綱引きが続きそうだ。
渡部氏は前原氏について「できれば残任期間はしっかり務めてもらいたい」としながらも「国民の気持ちが一番大事だ」と指摘、前原氏の辞任を求める世論が強まった場合は、代表選前倒しを検討する必要があるとの認識を示した。渡部氏はその上で「党の再建に真心込めて協力した人が(次の)代表になる」と述べ、現時点では鳩山幹事長が「最有力」との考えを表明。代表選出馬に意欲を示している小沢一郎前副代表(63)に関しては「わがままな男」と評した上で「2〜3人変な側近がいる。これから党再生のために一生懸命頑張ってくれるかどうかだ」と指摘した。
[2006/3/6/07:45 紙面から]
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