耐震強度に疑問生じマンション分譲中止
大手不動産販売会社、住友不動産は5日、札幌市内で建設中の分譲マンション2棟について、耐震強度に疑問が生じたとして販売を中止し、契約を解除する手続きをとっていることを明らかにした。販売を中止したのは札幌市豊平区の「シティハウス福住公園通」(15階建て、51戸)と、同市西区の「パークスクエア発寒駅前メイプルサイド」(15階建て、149戸)の2棟。
2棟はいずれも札幌市内の業者が設計、施工を行い、構造計算は耐震強度偽装にかかわった姉歯秀次元1級建築士以外の建築士に下請けに出された。
住友不動産は耐震強度偽装事件を受け、99年4月以降に完成した約400物件の構造計算書の再チェックを実施。現時点でほかに問題のある物件は見つかっていないという。同社は補強工事が必要か、そのまま入居が可能か検証を進めているが、4月と10月の入居予定までに契約者への引き渡しが間に合わないため、手付金を返還するとともに補償金を支払って契約解除の手続きを進めている。
[2006/3/6/07:46 紙面から]
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