拉致被害者、曽我ひとみさん(46)の夫チャールズ・ジェンキンス氏(66)は7日付英紙インディペンデントとのインタビューで、平壌の元自宅付近の山中に、旧ソ連が設置したミサイルがあり、それぞれ日本と韓国を標的にしたものだったと語った。曽我さんとともに拉致され、失踪(しっそう)したままの母ミヨシさん(当時46)については「(拉致グループが)頭を殴って海に投げ込んだと思う」との見方を示した。
同紙によると、米国籍のジェンキンス氏は7月に日本国籍を申請する予定。在日米軍の事情聴取を受けた際に係官から、米国が20年以上も北朝鮮に工作員を送り込みながら、同氏が集めた情報の10分の1も取れなかったと告げられたことを明らかにした。同氏は「死ぬ前にやりたいことは」と問われ「金総書記と直接話したいが、米政府にもう北朝鮮とは関係しないと約束している」と述べた。
[2006/3/8/08:03 紙面から]