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サッカーW杯アジア最終予選抽選会の地、マレーシアの料理を食べようと、東京・池袋にあるエスニック・マレーシアレストラン「マレーチャン」へ行ってきました。同店は、マレーシア料理の中でも「ハラール」といったイスラム料理が専門で、店のスタッフも現地からの留学生が多数いる。「アジアの母」として、公私にわたりスタッフを支える福澤笙子オーナーは、毎年5回ほど現地を訪れ、新進レストランを巡ったり、流行の料理を教わったりしながら本場の調味料や食材を調達。今では店のメニューは140種類を超えてしまった。
マレーチャンとは、マレー半島沿岸で捕れたエビを発酵させて固めたものに、天日干ししてすりつぶした小エビとさまざまなスパイスを加え、丹念に煮詰めたソースのこと。マレーシア料理必須の調味料で、日本でいえば、しょう油や味噌のようなものです。1度食べたらやみつきになる。そんなマレーシアの味をぜひ、感じてみて。
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スチームボート(マレー風鍋)=2人前 |
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辛いトムヤンスープと漢方薬入りチキンスープといった2種類のスープを楽しめる、忘年会、新年会などパーティーにうってつけの鍋。マレーシアでは1つの鍋で2〜3種類のスープを楽しむようで、各家庭にもそれ専用の鍋があるという。
赤いスープは、世界3大スープの1つであるトムヤンスープ。辛さと酸味の刺激がたまらないものだが、ここのスープにはライムの葉などハーブ類も入っており、深い味わいに仕上がっている。
白いチキンスープは、クコの実や松の実など多種多様の漢方が入っており、体に優しく、奥底から元気にしてくれそうなスープだ。鶏肉のだしがよ〜く出て、具にしみ渡る。体も心もホッカホカ。
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*具はエビ、イカ、カキ、豆腐、鶏肉、もやし、白菜、小松菜、トマト、香菜、ニンジン、チキンボール、イカボールなどなど。これを生ものから順に、お好みで入れて、煮込んでいく。トマトを鍋に入れるというのは驚きだったが、現地では、日本ほど甘くないため、野菜として鍋に入れてしまうのだそうだ。でも、赤色が入ることで色取りがきれいになった。
*チキンスープはさっぱりしているが、味は決して淡白ではない。口に入れた瞬間にとろけたイカダンゴのように口当たりはやさしいが、体全体に漢方エキスがじわじわしみわたるように、味わい深いのだ。こんな味、初体験。いまく表現できないのが残念!
*トムヤンスープは、見た目ほど辛くなく、酸っぱすぎない。絶妙なバランスで食べても食べてもおいしく、お腹が満腹になっても、はしが止まらなかった。これを「絶品」というのだろう。
*具がほとんどなくなったら締めに入る。チキンスープにはきしめん、トムヤンスープにはビーフンを入れて軽く煮て、それぞれ生卵を混ぜて半熟になったところで火を止める。
最後は無言になってしまった…本当においしいものを食べるとき、人は無言になる。幸せのひととき。
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| 新鮮な具材 |
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| 2種類のスープ |
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| 丁寧に煮込む |
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| 出来上がり ! |
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| きしめんとビーフン |
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カレーパフ |
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ドライカレー味のじゃがいもの包み揚げ。厚味のあるパイがサクサクと香ばしく、食べがいあり。マレーシア料理でパイ、というのは意外だったが、子供のおやつにも最適。カレーの辛さがちょうど良く、ご飯のおかずにも、子供のおやつにもいける味。
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オタオタ |
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さまざまなスパイスを十分に効かせた魚のミンチをバナナの皮で巻いて焼いたもの。バナナの皮を開いてみると、中はウコン色。見ただけでは味のイメージはつかなかったが、食べてみると、しっかり味のついた栄養満点! な魚のつみれだった。味がぎゅっと凝縮されていて、とても食べやすい。 |

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マレーシア豆のマレーチャンソース炒め |
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| マレーシアのジャングルに生えているマレーシア豆をメーンに、エビ、玉ねぎ、パプリカをマレーチャンソースで炒めたもの。エビの風味が亜熱帯の海岸を思い起こさせる。マレーシア豆はそら豆大で、歯ごたえはしんなり。枝豆でもなく、そら豆でもない、不思議な歯ごたえにはまってしまった。味も淡白なので、マレーチャンソースとの相性は抜群。一見、ひき肉と見まがうほどたっぷりかかっているマレーチャンソースだったが、それほど辛くないので、辛いのが苦手な人も抵抗なく食べられそうだ。 |
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テンペゴン |
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テンペは、最近人気の健康食品。大豆の煮豆をテンペ菌(白カビ)で発酵させたもので、製造方法が日本の納豆に似ていることから、「東南アジアの納豆」とも呼ばれている。納豆のように「糸引き」や「におい」がなく、大豆の煮豆の味なので、包丁で切って煮たり、焼いたり、サラダとして食べている。この店では手作り冷凍テンペだけを買いに来る人もいるというほど、人気商品となっている。 |

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サバサバ |
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| その名の通り? サバにたっぷりとマレーチャンソースをかけて、バナナの葉に包んで蒸し焼きにしたもの。マレーシアの代表的料理で、この店の名物料理。サバのくさみが消えていて、ふんわりやわらかく、味もまろやか〜だった。山盛りのマレーチャンソースは、飛騨高山名物の朴葉味噌のような感じ。ご飯にそれをのせて食べても、十分にいける味だった。 |
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マレーチャンの料理がこのたび、全日空の機内食に取り上げられることになった。同店は、マレーシアのイスラムから「ハラル・レストラン」として認定書を交付された日本で初めてにして唯一のマレーシア・イスラム料理店。そのこだわりが、世界へ羽ばたくことになった。
イスラム教徒は豚肉を食べないだけではなく、豚肉を使った調理器具も忌避する。それで白羽の矢が立ったのがマレーチャンの調理場と味だった。成田の全日空ホテルで何度も試作を重ね、ようやく完成。試食会では、同ホテルのシェフから「おいしい」と絶賛の嵐を浴びたという。
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オーダーを受けた分だけ作り、成田へ配送するというシステム。中近東からの便や、約20%がイスラム教徒という中国からの便などから注文が多い。ベジタリアンのための料理も始めており、外国人を中心に人気が出始めている。食生活にこだわりのある方にとって、望みをかなえてくれる店だ。 |
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福澤笙子オーナー
この店を始めてから15年。元々、教師だった私は寮をやっている関係もあり、中国、台湾、マレーシアなどアジア全域から何十人もの私費留学生を受け入れてきました。日本語の指導、日本での生活の仕方、文化の違い、勉強まで面倒を見てあげて(笑い)、そのおかげで母国に戻った彼らとの信頼関係は今でも続いています。 |
今年は結婚式に2回呼ばれたこともあり、6回も現地へ行ってきました。最近はマレーシアにもオシャレな店がたくさんできています。昔は雑多な何でもありの店が多かったのが専門店が多く出てきたり、新しい料理が登場したり、同じ料理でも盛り方や出し方が変わってきたりしています。そういった現地の変化を敏感に感じられるのも、この目で見て、肌で感じて、舌で味わっているから。運送費や旅費はかかりますが、やるからには「プロ」にこだわり、今後も本場の味をそのままお出ししたいと思っています。
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張健文さん
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◆シェフの紹介◆
マレーチャンでは、マレー人と中国系マレーシア人のシェフ2人が、現地の味を再現している。記者の取材日に厨房にいたのは、中国系マレーシア人の張健文さん(21=明大2年)。来日3年の張さんは現在、明大生。幼いころから日本で仕事をするため、10歳から屋台でアルバイトをしていたというから、料理の腕はかなりのものだ。「将来は会社を興すのが夢。毎日、頑張っています」と目を輝かせた。
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| ◆おすすめコース(コースメニューにプラス1500円で2時間飲み放題) |
| ■5000円コース(全8品目) |
■前菜盛り合わせ
■イカと空心菜の炒め
■マレー焼き魚
■焼き鴨
■穴アキクレープ
■トム・ヤム・スープ
■焼きビーフンまたは、マレーチャーハン
■タピオカココナッツミルクアイスクリームのせ
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| ■3000円コース(全7品目) |
■前菜盛り合わせ
■イカと空心菜の炒め
■マレー焼き魚
■鶏のココナッツ煮
■春雨とイカ団子のピリ辛スープ
■焼きビーフン
■タピオカマンゴープ
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| ■2000円コース(全5品目) |
■前菜盛り合わせ
■温野菜のピーナッツソースかけサラダ
■蒸し鴨ともやし添え
■マレーチャーハン
■タピオカココナッツミルク
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| ※そのほか、予算に合わせたメニューもご用意できます。お気軽にご相談ください。2階は貸し切り可能(25人ほど)なので、パーティーのご利用にも最適です。 |
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