コイウタ猛時計49秒2/オークス
<オークス:追い切り>
コイウタの横山典騎手がオーナーの歌手前川清に誓った。「馬好きで本当にいい人。前川さんのためにも結果を出したい」。毎年、伊藤正厩舎の忘年会で意気投合する仲。力が入る。
初めて追い切りに騎乗し、49秒2の猛時計を計時した。テンに引っ掛かって11秒4、11秒6、12秒2のラップを刻み、しまいは14秒0。上がりを要して決して褒められた内容ではないが、ジョッキーは意に介していない。「レースに行けばこんなことはない。馬がよく分かっている。利口な馬だよ」と信頼を寄せた。
桜花賞は4分の3馬身+鼻差の3着。「着差はコンマ1秒だけど、それ以上に負けた感じ」と完敗を認めるが、距離延長で逆転にかける。「競馬が上手だから、その辺に期待したい。リズムを大事に乗る」。ビッグレースに欠かせない男は、虎視眈々(たんたん)とチャンスをうかがう。
[2006/5/18/08:21 紙面から]
写真=坂路を駆け上がるコイウタ(撮影・酒井清司)
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