デムーロ、内ラチ勝負で裏かく
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| 写真=ネオユニヴァースでダービーを制覇したデムーロ騎手。雨が降る中で行われた表彰式では、愛馬に抱きつき感激に浸っていた(撮影・前岡正明)
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デムーロの鮮やかなコース取りが光った。驚いたのは1コーナー。好スタートを切ったネオユニヴァースを意識的に下げ、なんと馬場の荒れた内ラチ沿いへ導いた。「外がいい」。誰もがそう思ったに違いない。完全に騎手心理の裏をかいていた。「道悪だったけど内、外の差(馬場の荒れ具合)は、あまり感じなかったからね」。当然のように話したが、もちろん確信はあった。実は7R駒草賞のワールドスケール(1着)で、しっかり馬場状態を見極めていたのだ。力のある馬なら伸びる。その判断は間違ってなかった。
4角の回り方も完璧だ。あえて外には出さず、内側に広くスペースを取った。これにはワケがある。ユニヴァースが唯一負けた中京2歳S(左回り)では、追い出して内にモタれた。この競馬はデムーロもビデオを見て知っている。もし競り合いで内に馬を置いていたら、ササった時の対処が出来ない。その点、最内なら最悪のケースで内ラチ沿いへ飛び込むことだってできる。結果的にその必要はなかったが、これぞ「大胆かつ細心」な騎乗といえるのではないか。
直線は馬体を並べて勝負根性を引き出した。4角でマークしていたサクラが伸びないと見るや、すぐさま標的をゼンノロブロイに切り替えた。このあたりの判断もさすが。強い馬に最短距離を走られては、ほかの17頭はお手上げだ。馬の力はもちろんだが、デムーロの的確な状況判断が、2冠を呼び込んだといえる。【水島晴之】
| 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 |
斤量 | 騎手 |
| 1 | 7 | 13 | ネオユニヴァース | 牡3 | 57.0 |
デムーロ |
| 2 | 2 | 3 | ゼンノロブロイ | 牡3 | 57.0 |
横山典 |
| 3 | 8 | 18 | ザッツザプレンティ | 牡3 | 57.0 |
安藤 |
| 4 | 8 | 16 | サイレントディール | 牡3 | 57.0 |
武豊 |
| 5 | 6 | 12 | ゼンノジャンゴ | 牡3 | 57.0 |
デザーモ |
| 6 | 2 | 4 | チャクラ | 牡3 | 57.0 |
小林徹 |
| 7 | 1 | 1 | サクラプレジデント | 牡3 | 57.0 |
田中勝 |
| 8 | 6 | 11 | リンカーン | 牡3 | 57.0 |
柴田善 |
| 9 | 7 | 14 | クラフトワーク | 牡3 | 57.0 |
後藤 |
| 10 | 3 | 5 | エイシンチャンプ | 牡3 | 57.0 |
福永 |
| 11 | 5 | 9 | タカラシャーディー | 牡3 | 57.0 |
佐藤哲 |
| 12 | 5 | 10 | マーブルチーフ | 牡3 | 57.0 |
池添 |
| 13 | 4 | 7 | エースインザレース | 牡3 | 57.0 |
松永 |
| 14 | 7 | 15 | コスモインペリアル | 牡3 | 57.0 |
武幸 |
| 15 | 1 | 2 | スズカドリーム | 牡3 | 57.0 |
蛯名 |
| 16 | 4 | 8 | ラントゥザフリーズ | 牡3 | 57.0 |
藤田 |
| 17 | 3 | 6 | スズノマーチ | 牡3 | 57.0 |
北村宏 |
| 18 | 8 | 17 | マイネルソロモン | 牡3 | 57.0 |
四位 |
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