前走教訓生かした大胆細心の好騎乗
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| スティルインラブでG1初制覇の幸英明騎手はゴールするや鞍上で小さなガッツポーズを見せる
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幸の気迫がG1初制覇を引き寄せた。勝負を決めたのは4角手前の攻防だ。スティルインラブの1馬身ほど前を行くシーイズトウショウ、ヤマカツリリーの間が急に狭くなった。前には逃げるモンパルナス、ホワイトカーニバルの壁。一瞬でも躊躇(ちゅうちょ)すれば進路は塞がれる。残り500メートル。仕掛けのタイミングとしては少し早いが、ここが勝負どころと見切った。激しく手綱をシゴくと、2頭の間へ強引に馬体をネジ込む。この瞬時の判断がビクトリーロードへと導いた。
前走のチューリップ賞では、安藤のオースミハルカに外からブロックされて行き場をなくした。脚を余しての2着。幸にすれば「自分のミスで負けた」の思いは強い。今回も同じポジションに安藤のヤマカツリリーがいた。同じ過ちは繰り返さない。馬をぶつけにいくぐらい(実際には接触していないが)強引な進路取り。乗り役の指示に素早く反応した馬も立派だが、直線入口ではアンカツを外へ弾き飛ばし、きっちりリベンジを果した。
直線のコース取りも見事だった。仮柵を外した内ラチ沿いにはこだわらず、馬場の四分どころへ。抜け出してから怖いのは大外を強襲してくる馬。いつでも馬体を併せにいける態勢を取りながら、ゴールを目指した。仮にアドマイヤグルーブが飛んできても、あの位置なら勢いを止めることが可能。まさに大胆細心。大きなプレッシャーの中、最後まで冷静なプレーに徹した幸の好騎乗を称えたい。【水島晴之】
| 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 |
斤量 | 騎手 |
| 1 | 5 | 9 | スティルインラブ | 牝3 | 55.0 |
幸 |
| 2 | 7 | 13 | シーイズトウショウ | 牝3 | 55.0 |
池添 |
| 3 | 7 | 14 | アドマイヤグルーヴ | 牝3 | 55.0 |
武豊 |
| 4 | 4 | 7 | ヤマカツリリー | 牝3 | 55.0 |
安藤 |
| 5 | 4 | 8 | モンパルナス | 牝3 | 55.0 |
松永 |
| 6 | 6 | 11 | オースミハルカ | 牝3 | 55.0 |
藤田 |
| 7 | 3 | 5 | ヘイセイピカイチ | 牝3 | 55.0 |
加藤和 |
| 8 | 5 | 10 | トーホウアスカ | 牝3 | 55.0 |
岩田康 |
| 9 | 2 | 3 | センターアンジェロ | 牝3 | 55.0 |
蛯名 |
| 10 | 7 | 15 | マイネヌーヴェル | 牝3 | 55.0 |
横山典 |
| 11 | 8 | 16 | ホワイトカーニバル | 牝3 | 55.0 |
小野 |
| 12 | 2 | 4 | チューニー | 牝3 | 55.0 |
デムーロ |
| 13 | 8 | 18 | ヤマニンスフィアー | 牝3 | 55.0 |
二本柳 |
| 14 | 1 | 1 | レイナワルツ | 牝3 | 55.0 |
福永 |
| 15 | 8 | 17 | ワナ | 牝3 | 55.0 |
四位 |
| 16 | 3 | 6 | オカノハーモニー | 牝3 | 55.0 |
熊沢 |
| 17 | 6 | 12 | チアズメッセージ | 牝3 | 55.0 |
吉田稔 |
| 取消 | 1 | 2 | メイプルロード | 牝3 | 55.0 |
渡辺 |
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