クリスエス、ゴール前失速し5着
シンボリクリスエスに意外な“落とし穴”が待っていた。直線入り口。逃げたマイソールサウンドとバランスオブゲームの間を割って一気に前へ出た。左前方にはタップダンスシチーがいる。だが内外かなり離れていたため、先頭に立っているのと同じ。シンボリの周囲は前にも横にも馬がいない。これまで12戦しているが、300メートル残して先頭(もしくは、それに等しい状態)に立ったのは初めて。追い出して左右にフラついたのは、目標を失って戸惑いが生じた、とは考えられないか。
「4角では楽勝かと思ったが、調教のように弾けなかった。余力は残っていたのに、なぜかああなってしまった」というデザーモ騎手のコメントからも、戸惑いがあったことは推測できる。天皇賞(秋)はサンライズペガサスが、有馬記念はタップダンスシチーが目標になった。そして1週前の本馬場調教でも、5馬身前を行くウインラルスに猛然と襲いかかった。前に馬がいると追いつき、交わそうとする。これらは走る馬に共通する点。だが、今回のクリスエスは初めて目標にされたことで、自分の走りを見失った。
休み明け、早仕掛けなどの敗因も考えられるが、それが致命傷になったとは思えない。デザーモ騎手も「芝状態のいい内ラチ1頭分を走ってきたし、道中はイージーな競馬だった」と話している。前走の有馬記念から4キロ減。仕上がりも良く見えた。藤沢和師は「レースの進め方に問題はなかったと思う。最後はいっぱいになった」と完敗を認めたが、ゴール前は明らかに集中力を欠いていた。横綱相撲をするには、もう少し経験が必要なのかも知れない。【水島晴之】
| 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 |
斤量 | 騎手 |
| 1 | 5 | 10 | ヒシミラクル | 牡4 | 58.0 |
角田 |
| 2 | 5 | 9 | ツルマルボーイ | 牡5 | 58.0 |
横山典 |
| 3 | 8 | 16 | タップダンスシチー | 牡6 | 58.0 |
佐藤哲
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| 4 | 3 | 6 | ネオユニヴァース | 牡3 | 53.0 |
デムーロ |
| 5 | 3 | 5 | シンボリクリスエス | 牡4 | 58.0 |
デザーモ |
| 6 | 8 | 17 | ダイタクバートラム | 牡5 | 58.0 |
武豊 |
| 7 | 7 | 13 | ダンツフレーム | 牡5 | 58.0 |
藤田 |
| 8 | 4 | 7 | サンライズジェガー | 牡5 | 58.0 |
後藤 |
| 9 | 6 | 11 | ファストタテヤマ | 牡4 | 58.0 |
安田 |
| 10 | 1 | 1 | サイレントディール | 牡3 | 53.0 |
安藤 |
| 11 | 6 | 12 | バランスオブゲーム | 牡4 | 58.0 |
武幸 |
| 12 | 7 | 14 | メジロランバート | 牡8 | 58.0 |
幸 |
| 13 | 1 | 2 | アグネスデジタル | 牡6 | 58.0 |
四位 |
| 14 | 4 | 8 | イーグルカフェ | 牡6 | 58.0 |
吉田稔 |
| 15 | 2 | 3 | アサカディフィート | セン5 | 58.0 |
池添 |
| 16 | 2 | 4 | マイソールサウンド | 牡4 | 58.0 |
本田 |
| 17 | 8 | 15 | ストップザワールド | セン4 | 58.0 |
福永 |
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