長谷川監督に強力助っ人
清水エスパルスにまた心強い味方が加わった。陸上競技で92年バルセロナ五輪出場の経験を持つ、杉本龍勇フィジカルアドバイザー(FA、34)だ。23日の練習に初登場し、トレーニング理論をイレブンに注入した。長谷川健太監督が浜松大を指揮した時代からコンビを組み、同大を全国大会常連校へ導くなど、チームの底上げをサポートした。同監督の懐刀として、早速スペシャリストぶりを発揮した。
杉本FAが五輪出場、そしてサッカーの本場ドイツへ留学し学んだトレーニング理論で清水再生を手掛ける。この日は、走り、腹筋、腕立て伏せなどの細かなフォームの説明を手取り足取り指導した。
監督から「サッカーの選手であっても、アスリートとして共通するのは、バランスの取れた走れる体があること」と、選手の体づくりを託されている。指揮官とは00年浜松大サッカー部監督就任時からのコンビ。「単純に言うと選手たちが動けるようになった。非常に身体の使い方がダイナミックになった」(杉本FA)。同大の東海大学リーグ1部昇格やリーグ初制覇は、同FAの存在なしにはあり得なかった。
チームNO・1の理論派DF斉藤は「本当にやらなければいけないことを抽出してくれ、実際のパフォーマンスに直結するトレーニングだと思う」と、早くもその理論に脱帽した。
陸上界とのコラボレーションはJでは初の試み。杉本FAは「選手が思い描くイメージを100%表現できるように手助けしていければ。大きなチャレンジだし、チャレンジする以上は失敗するつもりはない」。長谷川監督が目指すサッカーを実現できるアスリート育成を請け負った。【松本俊】
[2005/1/24/10:47 紙面から]
写真=長谷川監督(左)早川社長(中央)森岡らが必勝祈願
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