清水長谷川監督、開幕へ最終段階
長谷川健太監督(39)率いる清水が、開幕へ向け最終段階に突入した。15日に地元静岡で練習を再開。キャンプ最終日の練習試合で磐田に2−7と大敗を喫した反省点を、早速紅白戦で修正した。3月5日のリーグ開幕まで3週間を切り、「戦術理解の浸透」がテーマだったキャンプからステップアップ。いよいよメンバーの絞り込みとチームづくりの総仕上げへと入っていく。
大声で指示を送り、ときには1人考え込む長谷川監督の姿が、開幕へ向け最終段階に入ったことを印象付けた。「ある意味ここからが勝負だと思う。3週間で戦えるチームにしていきたい」。チーム始動からの2週間は「体力づくり」。キャンプ期間は「戦術理解の浸透」。この日から開幕戦を見据えて、再度スイッチを切り替えた。
練習再開初日から、いきなり20分ハーフの紅白戦を敢行。キャンプ最終日の磐田戦で「(1本目)45分で4失点。単純なミスも絡んでいたけど、バランスが崩れていた」(同監督)と、失点シーンを教材ビデオに30分以上にわたるミーティング。反省点を確認し、磐田と同様の3−5−2布陣を相手に早速課題修正に取り掛かった。
最大のポイントと挙げる「ディフェンスが安定するには前(前線)の守備から」の意識付けへ、指揮官はチョらFW陣に繰り返し指導した。前線から連動した守備が良いリズムを生んでこそ、理想とする両サイドの効果的な攻撃へとつながる。紅白戦で最終列から飛び出し、先制点をアシストするクロスを上げた左SB山西は「今日は行き過ぎた部分があったけど、バランスが良ければ行きやすい」と好感触を口にした。
今後メンバーも徐々に固定し、コンビネーションを深めていく。「頭で分かっていても、自然と動けないと、チームとしても機能しない。何回も確認しながらやっていくしかない」と長谷川監督。「健太エスパルス」が、地元で最後の仕上げに入った。【松本俊】
[2005/2/16/11:31 紙面から]
写真=ジェスチャー交じりに大声で指示を出す長谷川監督
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