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山本ジュビロ、収穫のドロー/プレマッチ

後半途中出場のFW中山(右)は新潟DF海本と競り合う

<プレシーズンマッチ:磐田1−1新潟>◇27日◇ヤマハスタジアム◇晴れ◇観衆7218人

 磐田が、開幕前最後の試合を終えた。新潟とのプレシーズンマッチで先制されたものの、後半37分にMF村井慎二(25)が決め、1−1で引き分けた。引いて守る相手に苦しみながらも、本番に向けたいいシミュレーションができ、山本昌邦監督(46)は自信を見せた。開幕で対戦する横浜の岡田監督が偵察に訪れ、本番さながらのムード。シーズン前の実戦を5勝1分け1敗で終えたスター軍団・磐田が、本番モードに突入する。

 引いてくる新潟に苦しんだのは事実だった。攻撃の形はつくったが、ゴール前に5、6人が固まっており、なかなかこじ開けることができなかった。だが後半37分、MF西の前線へのパスをFW中山、MF藤田がつなぎ、中央にいたMF村井が、振り向きざまに放ったシュートが決まり、同点。後半ロスタイムには逆転のチャンスもあったが、審判の不可解な判定もあり、1−1で引き分けた。

 疲れのせいか、本来の動きは見られなかった。攻守の切り替えが遅く、新潟のカウンターに苦しんだ。全体のバランスに課題も残った。だが、収穫も多かった。この日はDF金がJクラブとの試合に初出場。前半22分にはマークが甘く、失点につながったが、その後はセットプレーでは高さ、1対1の場面で強さを見せ、先発フル出場を果たした。代表合宿に参加後、風邪で離脱していたDF田中も後半開始から出場。初めてMF村井、FW崔ら新加入選手とプレーした。崔とグラウの2トップも先発では2試合目と連係が不十分だが、距離感などを試すには十分の時間だった。

 GK川口能の骨折というアクシデントに見舞われながらも、選手は落ち着いてプレーした。中山は「辛抱強くプレーし、ゼロで終わらず点が取れた。シーズン中にはこういう展開もある。テストとしてはよかった」。山本監督も「川口の骨折はあったが、大きなチームづくりの面では予定の範囲内。選手が戦術をだいぶ理解してくれている。今日は派手に勝つよりもよかった。ようやくここまでたどりついた。1週間でチームを仕上げていく」と自信を見せた。開幕まであと5日。磐田は、横浜との開幕戦を100%の状態で迎えるために最終調整に入る。【斉藤香織】

[2005/2/28/10:32 紙面から]

写真=後半途中出場のFW中山(右)は新潟DF海本と競り合う



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