MF中村豪、164センチでも存在感
<「ザ・ルーキー」次代の世界基準:MF中村豪>
新人MF中村豪(18)の身長は164センチとピッチに立つと、ひときわ小さい。だが、豊富な運動量で1・5、2列目から飛び出す姿は存在感十分だ。
まじめでひた向きなしっかり者。小さいながらも、プロに昇格できたのは、技術はもちろん、人一倍体のケアにも気を配っているからこそだ。プロになる前から、試合前以外は風呂に約1時間入り、足を中心に入念にストレッチやマッサージなど繰り返す。プロになってからは食事の量を増やしたり、ケアに使う時間も増やしている。
中村はプロ選手という顔のほか、4月からは現役大学生にもなる。昨年12月に早大人間科学部健康福祉科の通信課程に合格した。高校時代は常に学年で5番以内と成績優秀。プロ入り後、早期に契約解除される例が多いことも視野に入れ、進学を自ら親に直訴した。「両立させていきたい。いろんな可能性があるかなと思って。授業はパソコンで受けるんです。ようやくパソコンが届いて4月から始まります。さらに忙しくなるけど頑張ります」。
目標の選手はMF藤田俊哉。「俊哉さんは、自分でチャンスメークもできるし、ゴールも決める。そんな選手に僕もなりたい」。将来の磐田の司令塔を目指している。
サインを書く手もようやく慣れてきた。プロのサイン第1号は、感謝の意味も込めて、高校の担任の先生にプレゼントした。「プロは質が高くて求められるものも高い。将来的にはみんなから尊敬されるような選手になりたい」とどこまでも前向きだ。
[2005/3/24/13:12 紙面から]
写真=小柄ながら、豊富な運動量で存在感を示すMF中村
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