磐田MF上田は名波を意識してプレー
<「ザ・ルーキー」次代の世界基準:MF上田康太>
新人MF上田康太(18)の目標は磐田の先輩MF名波だ。「世界に通用するような選手になりたい」と新体制発表の記者会見でも、誰よりも大きな夢を堂々と語った。
小学校時代は読売SC、中学では柏レイソル青梅、各クラブ争奪戦の末に高校からは磐田ユースへ。名門クラブの下部組織を渡り歩いて、東京から1人で静岡にやってきた。おとなしいが、静かに闘志を燃やすタイプ。磐田ユースでは強豪チームの主将として、チームを率いてきた。
上田はレフティー。ユース入りと同時に名波のプレーを研究し始め、試合のビデオを見まくった。
上田「名波さんの視野の広さを見習いたい。ここに出すか? というところにボールを出す。ボールを取られないところもすごい」。
各クラブ強化担当者が「名波のコピー」と笑うくらい、名波を意識したプレーが目立つ。本家と同じく、左足からのプレースキックは威力、鋭さ、正確性ともに見るべきものがある。「名波さんにはまだ『ナイスシュート!』くらいしか言われていないですね。でも、プレーを見ているだけで勉強になりますから」。
ユースのときからクラブのスタッフにビデオを借りて、スペインリーグなどの海外サッカーも積極的に見ている。「慣れてきたけど、やはりトップとはスピードが違う。トップと一緒に練習できるときにいっぱい吸収したい。少しでも早く試合に出られるように毎日の練習をしっかりやる」。
2月にもらった初給料で両親へのプレゼントを検討中。「試合に出ることが一番のプレゼントですけど」。1日も早くデビューし、「世界の上田」を目指す。
◆上田康太(うえだ・こうた)1986年(昭和61年)5月9日、東京都青梅市生まれ。読売SC、柏レイソル青梅、磐田ユースを経て、今季トップに昇格。U−16日本代表。MF。172センチ、65キロ。血液型O。
[2005/4/9/11:03 紙面から]
写真=MF名波を目標に「世界」を目指すMF上田康太
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