清水MF佐藤、28日新潟戦で戦列復帰
清水MF佐藤由紀彦(28)が、明日28日アウエー新潟戦(午後7時)で戦列復帰する。今季から7年ぶりに古巣へ復帰も、3月5日のリーグ開幕戦で左太ももを肉離れ。自身プロ生活初の長期離脱にも、ポジティブシンキングでリハビリに励んだ。待ちに待った復帰初戦で、ゴールへ絡む働きに並々ならぬ闘志を燃やした。
右サイドのスペシャリストが帰ってくる。佐藤は「ケガへの怖さはない。怖がってるようだと監督も必要としないだろうし」と、本格復帰を目前に笑顔を見せた。高い期待を受けての古巣復帰初戦で、まさかのアクシデント。これまでに大きなケガもなくプロ生活を送ってきた佐藤にとっては「相当長く感じた」と漏らすほど、約50日のリハビリ期間は苦しいものだった。
この日の紅白戦で主力組の右MFに入った。縦への突破の意識が強かった開幕当時とは異なり、中盤で自由自在に動き回った。「点を取るのが好きな自分にとっては、やりがいのあるシステム。特長が生かせるし、表現しやすい場所」と、アシストも決め好感触だ。長谷川監督は「運動量や守備は物足りない部分もあるけど、それを凌駕(りょうが)する攻撃面でのプラスアルファがある」と期待を寄せた。
チームは前節23日の千葉戦で今季初勝利を挙げた。本来ならばメンバーは固定し、良い流れを変えたくないところ。だが右サイドでここ2戦連続先発の17歳MF山本真に疲労の色が濃く「だいぶ疲れているみたい」と指揮官。前回から中4日。そして今後も11日間で4試合の過密日程ということもあり、好調の佐藤復帰を視野に入れた。
実戦復帰後、サテライトの練習試合を含めゲームでの90分間フル出場はまだない。それでも「得点やアシストを大前提に、インパクトを与えたい。いけるところまでいく」と、力強く言い切った。帰ってきた佐藤が、チームの連勝へ貢献すると共に、右サイドで再び自らの存在を輝かせる。【松本俊】
[2005/4/27/11:54 紙面から]
写真=佐藤(左)と久保山は、シュート練習でセンタリングを待ち受ける
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