清水、公式戦9戦ぶり勝利/J1
<J1:清水3−2川崎F>◇第22節◇3日◇日本平スタジアムほか
清水が3−2で川崎Fを下し、7月9日神戸戦以来の公式戦9試合ぶりの白星を挙げた。清水入り後初先発のFWマルキーニョス(29)と、故障から本格復帰したMF杉山浩太(20)が得点を決め、決勝弾はDF高木和道(24)だった。前節の15位から13位に浮上、復調の兆しが見えてきた。磐田はFW前田遼一(23)のゴールなどで2−1と大分を破って5位を守り、首位G大阪との差は勝ち点9となった。
清水がやっと「勝てないトンネル」を抜けた。2度先行を許す展開も、最後まで粘った。前半28分にはMF佐藤のFKからマルキーニョスが、ゴール右隅に弾丸シュート。試合前に「サッカーができるだけでモチベーションは上がる。今の状況は難しいけど、ゴールという私の仕事をしたい」と話した通り、初先発で期待に応えた。
12戦ぶりの先発となった杉山も決めた。前節大宮戦で途中出場したが「日本平のスタメンは違うもの」。1−2で敗戦ムードが漂い始めた後半37分。果敢に前へ出て、相手DFをかわすと、GKと1対1の状況から絶妙なカーブをかけたシュートをたたき込んだ。
杉山は右足甲ねんざの影響で今季2度も戦線離脱。長谷川監督からは「浩太は見ている視点が違う。タテに出すパスも多く、攻撃パターンのバリエーションが増える」と、復帰を待ち焦がれていた。その杉山の得点が清水に勢いを呼ぶ。同43分、CKから最後はDF高木和が自身J初得点を頭で押し込み、待望の勝ち越しだ。
これまで故障者や出場停止など、駒がそろわず、苦しんだ。この日はFW北嶋も約5カ月ぶりの戦列復帰を果たした。清水に再起の兆しが見えてきた。
[2005/9/4/12:44 紙面から]
写真=前半28分、清水FWマルキーニョス(右)はゴールを決めFWチョと喜び合う(撮影・山崎哲司)
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