日大三島15年ぶり決勝T/高校サッカー
<全国高校サッカー選手権県大会:日大三島2−0浜松南>◇22日◇下垂木Gほか◇2次リーグ最終日・8試合
D組は日大三島は2−0で浜松南を下し、15年ぶりの決勝トーナメント(T)進出を決めた。MF相沢健太主将とFW山田恭旦(いずれも3年)が得点を決めた。東海大翔洋が敗れたため、勝ち点で逆転した。B組は昨季4強の静岡北が3−0で藤枝北を下し、3年連続の2次リーグ(L)突破。決勝Tは29日から始まり、2次L突破の8校に特別シードの静岡学園、浜名を加えた10校で争う。組み合わせは、明日24日に決定する。
同時刻に行われた磐田東−東海大翔洋の結果を聞き、日大三島イレブンが沸き上がった。15年ぶりの決勝T進出。南谷光一監督(62)は「うちのゲームをやれば、結果はいい方になると思った」。ハーフタイムでは、東海大翔洋の1点リードの途中経過を選手に伝えず、目の前の試合に集中させた。「自力」ではないが「地力」でつかんだ決勝Tの切符だった。
2次Lここまで不振のFW山田が1得点1アシストと奮起した。前半23分にロングスローを頭で流し、MF相沢主将の先制点をおぜん立て。日ごろ練習した形だった。後半8分には、194センチの高さを生かし頭で決めた。「翔洋の試合も気になったが、意識せず集中した。今まで役に立てなかったので、決められてよかった」と、自信も回復した。
今季総体では地区予選敗退という苦汁をなめた。「格下を甘く見て、格上にはびくびくしていた」と、太田隆一コーチ(32)が振り返る。己の中に敵がいることを自覚するため、まずは生活面から改善した。あいさつや服装を見直し、試合前には校歌を歌ってチームを1つにした。同コーチは「前は『プレー』しているだけだったが、今は『闘っている』ようです」。メンタルの強化が土壇場からの決勝T進出を可能にさせた。
「どこよりも強い気持ちで優勝を目指すしかない」と相沢主将。桃色軍団が、さらなる闘いのステージへ足を踏み入れた。【平井良信】
[2005/10/23/11:50 紙面から]
写真=決勝T進出を決め喜びを爆発させる日大三島イレブン
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