静岡FC、JFL昇格へ強力助っ人
静岡FCが11月25日からの第29回全国地域リーグ決勝大会に向け、2選手を補強した。昨季までKリーグ城南一和でプレーしていたDF趙成来(26)と、静岡学園出身でブラジルのパルメイラスなどに留学していたMF浜田将史(20)が、24日に新加入。強力助っ人が加わり、悲願のJFL昇格に弾みがつきそうだ。
静岡FCも韓流ブームに乗る。今月中旬に正式加入したMF金に続き、今回も元Kリーガーを獲得した。DF趙は以前にU−18韓国代表として活躍し、昨季はKリーグの強豪・城南一和に所属。アジアチャンピオンズリーグでも3試合に出場し、1得点2アシストと結果を残した。
センターバックとボランチができるが、静岡FCではセンターバックの主力としてプレーすることが濃厚だ。松原良香監督(31)は「センターバックが欲しかったのでよかった。高さもあるし、体も気持ちも強い。経験も豊富。期待している」と喜んだ。趙は「1日も早く慣れて、チームのために頑張りたい」と力強く話した。
一方、浜田は昨年3月に静岡学園を卒業後、ブラジルに留学。パルメイラスなど3クラブを渡り歩き、たくましくなって戻ってきた。静岡学園ではトップ下を務めていたが、ブラジルではボランチとサイドバックを経験した。「精神的に強くなった。静学仕込みの足元が売り。昇格の力になれれば」と意気込んだ。
昨年はリーグ戦終了後に大量11人を補強。結局、連係不足で全国地域リーグ決勝大会では1次ラウンドで敗退した。その経験から今年は4人の補強にとどめ、現有メンバーを最大限に生かす考え。「今のメンバーに金や趙が入ればさらに強くなる」。韓流パワーでJFL昇格をつかみ取る。
◆浜田将史(はまだ・まさふみ)1985年(昭和60年)4月20日、札幌市生まれ。小学生でサッカーを始め、中学は屯田FCでプレー。コーチが静岡学園の卒業生だったことから、静岡にサッカー留学。静岡学園時代は全日本ユース準優勝など。昨年3月からはブラジルに留学し、パルメイラス、ビトリア、カンピーナスでプレー。176センチ、65キロ。
◆趙成来(チョ・ソンレイ)1979年8月10日、韓国・釜山生まれ。釜山商時代の97年U−18韓国代表に選出。弘益大卒業後の02年から軍隊内の警察庁でプレー。04年にK1リーグ城南一和に加入し、リーグ戦9試合、アジアチャンピオンズリーグ3試合に出場。05年はK2リーグの江凌市庁蹴球部でプレー。182センチ、78キロ。
[2005/10/25/09:45 紙面から]
写真=静岡FC入りしたMF浜田(左)と強力助っ人のDF趙
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