磐田天皇杯モード切り替え3年連続決勝だ
天皇杯4回戦は今日3日に行われ、磐田はJ2鳥栖と対戦。リーグ戦では10月29日の広島戦に敗れ、今季の優勝はほぼ消滅し、残るタイトルは天皇杯だけとなった。リーグ戦を優先するチームが多い中、3年連続の決勝進出を目指し、再出発だ。
磐田が、完全に天皇杯モードに切り替えた。リーグ戦は5試合を残し、首位G大阪と勝ち点10差の7位。優勝の可能性はほぼなくなり、残るタイトルは天皇杯だけ。2年連続無冠では終われないと、プライドをかけて戦う。
特にエースFW中山雅史(38)は燃えていた。広島戦の敗戦から4日。「リーグ戦の優勝はかなり絶望的。ガクッときていないわけじゃないけど、そんなこと言っていられない。(応援に)来てくれる人たちのためにも、やらなきゃならない使命も義務もある」。
相手はJ2鳥栖と格下だが気の緩みはない。2日の前日練習もリーグ戦同様、非公開練習。相手のこともビデオで研究し、手抜きはない。9月24日に柏に勝ったのを最後に1カ月以上勝っていない。「格下は怖い。リーグは下だが、なめてかかったら負ける。PK戦ででもいいから、とにかく結果がほしい。2年連続決勝に出ているし、何とかその再現をと思う」。
昨季の天皇杯4回戦から指揮を執り始めた山本監督にとっても、就任からちょうど1年という節目。手探り状態で、決勝まで導いた昨季とは違う。「試行錯誤でやってきて、また天皇杯が来た。リーグのことは忘れて、新たな大会に気持ちを切り替えてやっていく」と指揮官の鼻息も荒い。
左足首痛のMF福西、内転筋付着部痛のFW前田に加え、DF田中も右ふくらはぎ痛で離脱した。それでも、元日の国立を目指す気持ちに陰りはない。【斉藤香織】
[2005/11/3/09:57 紙面から]
写真=タイトル取りに燃えるエースFW中山
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