FW岡本、磐田の救世主だ
磐田はFW不足というお家事情の中、FW岡本達也(19)が救世主となれるか。若い力の奮起が「静岡ダービー」をより熱くする。
磐田FW岡本は、前日の紅白戦で主力組の先発に入ったのに続き、この日も鋭い動きを見せた。左右からのクロスを中央でたたき込む練習でゴールを連発。周囲から「OK。いいね」と声が掛かった。前田と西が故障離脱、カレンが出場停止という中、岡本の先発が濃厚だ。
今季磐田ユースから昇格し、10日の天皇杯5回戦新潟戦でデビューした。ゴールこそなかったが、同じ試合でデビューした新人FW藤井とともに、勝利に貢献した。「勝つしかないので分かりやすい」と、トーナメントには自信を持つ。
山本監督は「若い選手が伸び伸びやっている」と評価している。肋(ろく)軟骨骨折から急ピッチで調整を続けている38歳中山との「19歳差コンビ」が実現する可能性はある。練習後にはC契約更改で合意。天皇杯ではベスト4に入ればクラブに賞金が入り、選手にも分配があることを聞くと「頑張りま〜す」と笑顔になった。
今回のダービーは、香川・丸亀が舞台だ。山本監督は「地方のサッカーの発展のためには必要」と県外での対戦にも前向きだ。「アドバンテージは福西。近いから(出身地の)愛媛から応援団が来るでしょう」と話す。昨季決勝で敗れたリベンジのためにも、磐田は若手とベテランの融合で苦境を乗り越える。
[2005/12/23/12:23 紙面から]
写真=先発が確実視されるFW岡本
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