常葉学園まさか初戦敗退/高校バスケ
<全国高校バスケットボール選抜優勝大会:宇都宮中央女84−63常葉学園>◇24日◇東京体育館◇男女1回戦
女子で02年度の覇者・常葉学園が63−84で宇都宮中央女(栃木)に敗れ、初戦で姿を消した。県勢女子の初戦敗退は99年度の静岡商以来となった。試合は開始から相手ペース。PG杉山保奈美主将(3年)を中心に立て直そうとしたが、最後まで修正できなかった。PF田中真樹(2年)の調整遅れも響いた。そんな中、1年生コンビの健闘は今後への収穫だった。
力を出し切れないまま、常葉学園の全国大会は幕を閉じた。「リバウンドとディフェンスだと思う」。小前宏史監督(45)は静かに敗因を挙げた。
焦りが悪循環を生んだ。杉山主将は「出だしが大事なのに、相手ペースでやられてしまった」と振り返った。序盤から得意の速攻に持ち込んだが、シュートがリングに嫌われた。リバウンドもことごとく奪われた。第2クオーター(Q)には警戒していた相手の背番号17山口由依(3年)に、3連続3Pシュートを決められ気持ちが切れた。「試合前に番号が大きいのが3年生で、得点力があるって聞いていたのに」と杉山は涙した。
昨年度に活躍した田中の不調も響いた。出発前に風邪をひき、チーム練習に本格合流したのは試合前日の23日。体は本来の動きに程遠く、第1Q途中で交代した。それでも「(風邪は)自分の日常生活が悪いから」と言い訳にせず、自分を責めた。
収穫もあった。SF楠京子とPG大内知世の1年生2人が合計26得点を挙げる活躍。チーム最多の14得点をマークした楠は「もっとディフェンス練習をしないと」。来月7日からは県新人戦が始まる。「明日からにつなげたいと思う」と小前監督。この悔しさは絶対に無駄にしない。
[2005/12/25/10:16 紙面から]
写真=ドリブルで攻め上がるPG杉山主将
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