ドリブルに役立つ158センチMF内藤
<12月30日開幕全国高校サッカー選手権:常葉学園橘メンバー紹介(16)MF内藤勇太郎>
158センチとチームで最も小柄な体は不利じゃない。内藤勇にとっての武器だ。「もう伸びてないです。昔は不利かなと思っていたけど、最近はそれがいいと思うんです。ボールが見えないと言われる時がありますから」。得意のドリブルでサイドを切り裂くのに役に立っている。
内藤勇と同じく小柄(161センチ)なJ1鹿島FW深井正樹(25)のプレーは参考にしている。「似ていると言われたので、見るようにしています」。鋭いドリブル突破や豊富な運動量は共通点だ。
ドリブルにはこだわりがある。常葉学園橘中時代にスピードの強弱を身につけるため、母校の高部東小のグラウンドでダッシュとドリブルを練習した。ドリブルに自信がつき、50メートル走は6秒3になった。中学3年時には全国中学サッカーで優勝。準々決勝(草野戦)でゴールするなど、MFとして大会優秀選手に選ばれた。
右サイドMFを任されている。長沢和明監督(47)は「スピードがいい。円(ピッチ中央)の外側では活躍できる。守備も頑張れる」と内藤勇を評価する。選手権県大会では2次リーグで1ゴール1アシスト。豊富な運動量で攻守に奮闘し、チームを支えた。
中学時代に続き2度目の全国大会に挑戦する。「(高校でも)経験してどれだけ通用するか見たい」。全国高校サッカー選手権はテレビ中継がある。小柄な小中学生たちに、内藤勇が希望を与えるはずだ。【斎藤直樹】
◆内藤勇太郎(ないとう・ゆうたろう)1988年(昭和63年)10月25日、静岡市町生まれ。幼稚園年長から高部小サッカースポーツ少年団でサッカーを始める。中学から常葉学園橘に。足のサイズは24センチ。家族は父、母、兄2人。158センチ、55キロ。血液型A。
[2005/12/27/10:34 紙面から]
写真=積極果敢な1対1の仕掛けから好機を演出するMF内藤勇
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