MF久野、得意のドリブル見せる!
<12月30日開幕全国高校サッカー選手権:常葉学園橘メンバー紹介(19)MF久野純弥>
開会式で国立競技場に入った久野はスタンドを見回し「でかいですね」とつぶやいた。「自分の得意なもの(ドリブル)を生かして、出るチャンスがあったら頑張りたい」。
県大会決勝では、アシストを決めた。0−0の後半途中から出場、右サイドのドリブルからクロスを上げて、MF天野恒太(3年)のヘッド弾を導いた。「今までで一番うれしくて、泣きそうになりました。センタリングの練習をしていた成果が出ました」。明るい表情で振り返った。
ドリブルのスピードには自信がある。ダッシュの練習を繰り返し、50メートル走で6秒3を記録するまでになった。長沢和明監督(47)は「何をしでかすか分からない野性味にあふれる。相手にとっては読みにくいドリブルが持ち味」と評価。ペナルティーエリア周辺でのドリブル突破に期待を寄せる。
久野以外のベンチ入り2年生は中学から常葉学園橘で、全国中学サッカー優勝経験もある。久野は、父が長沢監督と知り合いだったため高校から入学。「初めは全国優勝したやつらはどれくらいうまいのか、自分がどれくらい通用するのか楽しみでした」。当初は周囲のレベルに届かず、今年の総体決勝トーナメント前に登録メンバー入りした。2年かけて出場機会をつかんだ。今回もチャンスは巡ってくると信じている。【斎藤直樹】
◆久野純弥(くの・じゅんや)1988年(昭和63年)8月16日、袋井市生まれ。小学3年からジュビロ磐田サッカースクールでサッカーを始める。中学時代は浅羽FC所属。家族は父、母、兄、妹。168センチ、55キロ。血液型A。
[2005/12/31/10:21 紙面から]
写真=ドリブルのスピードには自信があるMF久野
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