磐田、守備陣が順調な仕上がり
磐田のキャンプ最後の練習試合J2愛媛FC戦は、1−1の引き分けに終わった。2本目に1失点は喫したものの、守備陣が順調な仕上がりぶりを見せた。代表組が戻ってくればさらに安定感は増すはず。山本昌邦監督(47)は故障を抱えて出遅れ気味の攻撃陣の向上を、開幕までの最大の課題に挙げた。
キャンプ総決算の練習試合で、山本監督は「守備は全体的にバランスがよかった」と、守備面は及第点を与えた。続けて「前線に病み上がりの選手が多く、コンディションはまだ50%ぐらいなので、これが開幕までの1番の課題になりましたね」と、地元に戻ってからのポイントを挙げた。
新加入MFファブリシオを含めた中盤以降は、声の連係も取れ、安定した守りを見せた。MF服部やDF鈴木は「運動量もまずまずで、いい形でできている」と手応えをつかんだ。昨季は連係ミスから大量失点を喫する試合もあったが、代表組が復帰して成熟度を高めれば、王座奪還もグッと近づくのは間違いない。
開幕へは、実戦復帰したばかりのFW前田やMF西ら攻撃陣のコンディション向上が最重要課題だ。前線でボールが落ち着かなければ、幅広い攻撃にもつながらない。実際に攻撃陣の試合勘や体調は、まだまだ発展途上。内転筋付着部に違和感の残る前田も「全然駄目。動けないと話にならない」と、厳しい表情で試合を振り返った。
鹿児島キャンプは今日13日の午前練習で打ち上げ。地元に戻ってから最終調整に入る。服部は「(攻撃陣は)まだまだこれからでしょう」と照準を先に置く。山本監督も「FWをどう仕上げるか」と口にし、攻撃陣の復調こそが、3月5日J開幕までの鍵となる。【松本俊】
[2006/2/13/13:07 紙面から]
写真=2本目、相手FKの前に壁をつくる左から磐田DF茶野、MF服部、DF鈴木、FWカレン・ロバート
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