清水MF平松復活、焦らず1年トータルで
昨季、左ひざ前十字じん帯損傷で長期離脱し、不本意なシーズンを送った清水MF平松康平(25)は、2日の練習ではグラウンドに一番乗りした。ランニングでは先頭に立ってイレブンを引っ張り、ひざの強化ジャンプでもフルメニューをこなす。5日の開幕戦先発は微妙だが「完全復活近し」のムードが高まっている。
現在の右足と左足の力を比べると「左足は物足りない。7〜8割ぐらい」と話す。「あと5歳若かったら、何も考えずにガンガンいっている。プロなので100%の状態で試合に出たい。Jリーグは1年間と長いので」。若いころのように無鉄砲に突っ走ることはしない。1年間をトータルで考えている。戦列復帰は焦らずにいる。
昨年5月に左ひざ前十字じん帯を損傷し、全治6カ月の診断を受けた。2週間の入院は「誰かいてくれなくては困った」と、1カ月の松葉づえ生活は「(自分1人で)足をつくこともできなかった」と振り返る。入院中は1月に結婚した麻子夫人(24)が、毎日看病に訪れてくれた。夫人の前では口にしないが、プレーで恩返しするつもりだ。
平松と小学校3年から一緒にプレーしているDF市川も、同級生の早期復帰を願っている。「欲しいところにパスが出る。能力が高い彼が戻ってくれば、攻撃力が高まる」(市川)。その攻撃センスはチームメートも、昨季で引退した沢登氏も以前から認めている。「背番号8」がピッチで躍動し、その才能を開花させることが、清水の起爆剤になる。
[2006/3/3/09:56 紙面から]
写真=ひざの強化ジャンプ練習でもフルメニューをこなす清水MF平松
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