磐田貴重な勝ち点1/J1
<J1:磐田1−1福岡>◇第1節◇5日◇静岡
磐田は1−1で福岡と引き分け。1点ビハインドで迎えた後半41分、土壇場で日本代表DF田中誠(30)が同点ゴールを決めた。連係に課題は残るが、若手の頑張りなど好材料のある船出となった。
貴重な勝ち点1をつかみ「王座奪還」への旅路が始まった。ホーム開幕戦で勝利を狙ったが、終盤までJ1復帰し勢いづく相手にリードを許した。「よく最後田中が決めてくれた」と、淡々と話す山本監督の表情に、苦しい試合展開だったことがうかがえた。
出足の鋭い福岡の前に、序盤はリズムをつかめなかった。こぼれ球を拾われ、押し込まれる場面も目立った。前半36分にカウンターから喫した失点は、不運な部分もあったが、田中は「ポジショニングなど選手間で話し合って解決したい」と反省を忘れない。
代表組が合流したばかりで、守備だけでなく攻撃面でも、新戦力MFファブリシオとの連係に課題を露呈した。相手の運動量が落ちた後半には再三決定機もつくったが、同点弾はセットプレーから。同監督は「コンビネーションは50〜60%ぐらいで、修正や時間が必要」と、内容は想定の範囲内だと強調した。
開幕初先発FWカレン・ロバートや、後半途中出場で同点弾をアシストしたMF船谷ら若手の奮闘は光っていた。ただ、次節11日は難敵・浦和が相手だ。田中は「今日みたいなサッカーをしていたら次は負ける。1週間でしっかり修正して臨みたい」と、新たな1歩へ気持ちを高めていた。【松本俊】
[2006/3/6/09:59 紙面から]
写真=前半、磐田DF田中誠は福岡FWグラウシオの上に乗りかかりヘッド
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