清水4年ぶり白星発進/J1
<J1:清水2−0甲府>◇第1節◇5日◇小瀬
清水が2−0で甲府を下し、02年以来4年ぶりに開幕戦勝利をマークした。前半14分に韓国代表FWチョ・ジェジン(24)が先制点を挙げて、流れを引き寄せた。代表合宿で合流が遅れた中で先発起用された期待に、最高の結果で応えた。
仲間を信じて、FWチョは走りだした。前半14分、DF山西が自陣から前線へ浮き球パスを出す。左サイドでボールを受けたチョは、相手DFを引きずりながら左足を振り抜いた。「ゴールできて、勝ててよかった」。今季初得点を冷静に振り返った。
心の中は燃えていた。韓国代表合宿のため、合流は先月28日とチームで最後だった。「コンビネーションに不安はなかった。でも、僕がいない間にほかのFWが頑張ってプレーしている。彼らを差し置いて先発で出るのは、少しだけ申し訳ない気がした」。先発意欲を口にしながら、心のどこかでは引っ掛かっていた。
勝利を導くゴールが、すべてを解消した。「期待に応えたい」という気持ちが結果につながった。長谷川健太監督(40)は「狙い通り。よく決めてくれた」と絶賛した。チョは「みんなも喜んでる? うれしいです」とほほ笑んだ。
開幕戦勝利は4年ぶりだ。青山を筆頭にDF陣が踏ん張り、FWバレー率いる甲府攻撃陣を完封した。長谷川監督は「リズムが悪い中、辛抱強く流れが来るのを待てた」とチームに手応えを感じている。次節の名古屋戦(11日・日本平)も勝利し、台風の目に名乗りを上げる。【浜本卓也】
[2006/3/6/09:59 紙面から]
写真=前半14分、先制ゴールを決める清水FWチョ・ジェジン
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