磐田MF菊地、福西不在の窮地救う
磐田は今日11日に敵地での浦和戦に挑む。日本代表MF福西が、右太もも裏違和感から欠場し、代役のMF菊地直哉(21)が、攻守のキーマンとなる。清水商の先輩MF小野を軸とした強力攻撃陣を、献身的な守備で食い止める。
福西不在の窮地を、菊地が救う。V候補相手に、攻守の要を失うのは痛い。福西の回復をギリギリまで待った山本監督だったが「キク(菊地)は集中しているし、守備能力も高いのでやってくれると思う」と気持ちを切り替えた。
菊地は、突然巡ってきた先発機会に「浦和はまだ新しい選手や、帰ってきた代表組がかみ合っていない。(ファブリシオとの)バランスや距離感が大事になってくると思う」。8日の紅白戦で既に連係は確認済みで、自身のプレーと相手を冷静に分析している。
「前(攻撃)はファブリシオや名波さんに任せて、守備で貢献したい」。相手の攻撃の起点となるMF小野を止められるかが、勝敗のカギを握るのは明らかだ。FW中山も「4バックだけでは守れない。その前でどう守るか」と、菊地の役割が重要になってくるであろうと口にする。
チームにとってリーグ通算250勝の懸かる今日の浦和戦は、菊地にとっても通算50試合出場の節目だ。昨季途中で新潟へ期限付き移籍し、磐田復帰初戦で成長した証しも見せたいところ。「勝てば勢いに乗れるし、大きな試合」と意気込む背番号8は、持ち味の献身的な守備から、メモリアルを飾る勝利を目指す。【松本俊】
[2006/3/11/10:01 紙面から]
写真=MF菊地は、笑顔で最終調整を行った
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