春高バレーへ静岡市商は福良が軸
全国高校バレーボール選抜優勝大会は20日に東京・代々木第1体育館で開幕する。3年ぶり13度目出場の女子・静岡市商は、20日の1回戦で初出場の実践学園(東京第2)と対戦する。レフト福良侑子(2年)は中学時代こそ無名だったが、2年間でチームのエースにまで成長した。福良を攻撃の軸としたコンビバレーで初戦突破を目指す。
3年ぶりの春高バレーへ静岡市商が胸を高鳴らせている。初戦の相手は実践学園に決まった。「東京第2代表で初出場。そんなに悪いくじではないと思う」と荒木芳則監督(43)。同時に相手にとってはホームで戦うことになるため「楽観視はできない。自分たちのバレーができるかどうかだね」と手綱を締める。
99年以来となる初戦突破の鍵を握るのはレフト福良だ。スパイクをコースに打ち分け、得点源としての重責を担う。富士南中時代は「ノーマークの選手だった」と同監督。練習試合ではセッター渡瀬智美主将(2年)がいた吉原東中に0−25で負けたこともある。静岡市商入学後に「アタッカーとしてのセンス」(荒木監督)を発揮し、レフトエースの座をつかんだ。
エースの自覚も芽生えてきた。浜北西との県予選決勝では、マークが厳しく「思うように打ち抜けず悔しかった」と猛省した。渡瀬主将は「最近は私に『トスを持ってきて』と言ってくれる。(全国が)近づくにつれエースらしくなってきました」と話す。福良は「チームが苦しいときに決められるように頑張りたい。甘えを捨てて、厳しくいきます」と強調した。
静岡市商は、1年時からのレギュラーがそろう。蓄えた力を春の代々木で花咲かせる。【平井良信】
[2006/3/14/10:54 紙面から]
写真=レフトエース福良が全国でもスパイクを決める
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