ホンダFC2年目MF関が「10」背負う
JFLは19日に開幕、巻き返しを狙うホンダFCでは、2年目のMF関雅至(23)が「10番」を背負う。ルーキーイヤーの昨季はリーグ戦17試合に出場し、夏以降は定位置を獲得した。C大阪MF古橋、甲府MF宇留野とJへ飛び立っていった偉大な先輩と同じ番号を背負う重圧、期待を感じながら、チームの顔になるために全力を尽くす。
ホンダの背番号10を、2年目のMF関が担う。02〜04年にはC大阪で昨季ベストイレブンに輝いたMF古橋達弥が、昨年は今年甲府入りしたMF宇留野純がつけたエース番号。85〜91年には現川崎Fの関塚隆監督、91〜92年には元日本代表FW黒崎比差支(当時・黒崎久志)、92〜95年は現甲府コーチの安間貴義前監督(当時・大仲貴義)が背負っていた。
関は1月中旬の自主練習中に「おい、10番!」と吉沢英生監督(33)に呼ばれ、10番継承を知った。「僕がもらっていいの? という感じでした。すごい人がつけてきた番号なので、プレッシャーだらけ。でも、考え過ぎるといいことはないので、あまり考えないようにしています」。
昨季チームは過去最低の5位。自身も終盤3試合を腰痛で欠場しており、満足感はない。今年も左もも裏を痛めて離脱。合宿の最後にようやく完全復帰した。「大学では変な自信を持っていたけど、打ち砕かれました。チーム成績についても責任を感じる。今年も最初からつまずき、まだまだ甘い」。
同じレフティーで日本代表の10番MF中村(セルティック)を手本にし、中学時に京都選抜で同僚だったMF松井(ルマン)の活躍を刺激としている。「(中村の)FKはうま過ぎてまねできないけど、ボールの受け方、抜き方は参考にしている。松井さんは遠い存在になってしまったけど、めちゃくちゃ応援している。僕も頑張らないと。今年はゴールを取りたいし、優勝もしたい」。10番が似合う選手になるために自分磨きを続ける。
[2006/3/14/10:55 紙面から]
写真=激しく競り合うMF関(左)
|